FACTORY900(ファクトリー900)今、改めてサングラスコレクション「FA-134」
おはようございます、店長です。
改めてになりますが、直営店のインバウンド率が年々上昇しております。 その勢いはコロナ前よりも明らかであり、サングラスを探して来店されるお客様が目に見えて増えています。そのため、東京・大阪の両直営店ではこれからやってくる本格的な夏を前にサングラスコーナーを用意しました。なにぶん狭い店内がゆえ陳列数は限られておりますが、ご来店の際は是非チェックしてみてください!
さて、そんな今日のスタッフブログは、こちらのご紹介です!
「FA-134」
以前よりFACTORY900のコレクションを知る皆さんはご存知かと思いますが、大文字シリーズの「FA-130番台」はいわゆるサングラスコレクションになります。古くは2004年発表の「FA-130」「FA-131」(現在は生産終了)からスタートし、最新モデルは2018年発表の「FA-135」とモデル数は決して多くはありませんが、どのモデルも時代の流れに左右されないデザインになります。
そのなかでもワタクシが1番好きな品番こそ、今日ご紹介する「FA-134」になります。
「FA-130番台」は、全てのモデルが8カーブ設定のある意味”サングラスの王道”ともいうべきデザインになりますが、FACTORY900が誇る立体造形が惜しまなくそのデザインに活かされています。その分、撮影を行うのも一苦労であり編集も含め非常に時間がかかることから、今回プロダクトに関しては、昨年HP用に撮影したものを使い回しさせてもらいました(汗)
「FA-134」¥41,800(税込) 2011年発表
サイズ63mm 鼻幅13mm レンズカーブ8カーブ テンプル長125mm
とにかくその曲線を活かした美しいフォルムと、青山眼鏡が誇る熟練の職人が磨き上げた面造形はラグジュアリーな雰囲気を纏い、1つのプロダクトとして所有欲が掻き立てられます。
直線的なトップリムのティアドロップ型からは古臭ささどころかむしろ新しさを感じ、新作といわれてもそのまま通用するデザインではないでしょうか。そう、FACTORY900の存在をつい最近知ったみなさんは、これが14年前のデザインという事実に驚愕されるかと思いますが、今まさに再評価をされて良いモデルだと思っています。
もちろんデザインだけではなく、掛け心地も非常に安定感がありプロダクトとしての完成度の高さを改めて感じさせます。
ただし、残念ながらカラーバリエーション全4色のうち3色の廃色が以前から決まっており、現在も新色の追加がないまま今に至ります・・・
今回は廃色の3色もスタイルサンプルを撮影してみました。
「col.151」amber (べっ甲黄)廃色
「col.194」demi (デミ)廃色
「col.843」milky white (ミルクホワイト)廃色
個人的には「col.194」(デミ)が好みではありますが、皆さんだったらどのカラーを選ばれるでしょうか?
そもそもサングラスデザインは、特に日本ではその需要が限られており、我々のような小さなブランドでは毎年新作としてサングラスを発表するにはビジネスとして成り立たないという点は否めなせん。個人的にはカラーバリエーションのリフレッシュを行いたいところですが、工場もその余裕がないのも正直なところです。
なんだか今日は湿っぽいブログになってしまいましたが、是非この機会に隠れたサングラスの名作を店頭でお試しいただけたらと思います。
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- 2011年SS